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NIMS大学院プログラム Updates 2025

News #1
国際連携大学院(ICGP)の協定校、続々拡大中!
NIMSと協定を結んだ海外の大学から博士課程の学生を受け入れ、学位取得に向けて共同で指導にあたる「国際連携大学院(ICGP)」。このプログラムは、協定校の学生に対し、NIMSの研究者から指導を受けながら、NIMSの研究設備を活用して博士論文研究を行う機会を提供しています。
協定校は2025年12月の時点で、世界18ヶ国・44校にも及んでいます。特に近年、NIMS はインド最高峰の教育機関である「インド工科大学(IIT)」との連携を強化してきました。2025年に行った協定締結により、IIT 全23校のなかでも、その長い歴史と高い教育水準から「オールドIIT」と称される7つの名門校すべてとの連携が実現しました。
各大学から受け入れ可能な人数は、年に2名ずつほど*。2025年には、年間40名以上の学生がこの制度を利用しています。NIMSを拠点とした研究人材の国際的な交流は、ますます活発化しています。
*受け入れ人数は協定内容により異なる。


[ ICGP 体験記 ]
バイラグヤ・べヌゴパルBairagya Benugopal
筑波大学-NIMS連携大学院 桜庭研究室 博士課程1年
インド工科大学ヴァーラーナシー校(IIT BHU)の博士課程在学時に、ICGPを利用してNIMSで研究する機会を得ました。桜庭裕弥先生の指導のもとで約1年間研究を行い、当初予想していた以上に多くの知識と経験を得ることができました。このことが、私のアカデミックな道のりにおける大きな転機となったのです。
ICGPを修了後、いったんはIIT BHUに戻り研究を続けました。IIT BHU はすばらしい研究環境を提供してくれましたが、それでもNIMSでの経験が深く心に残っていました。特に、研究者たちが積極的にアイデアを話し合い、刺激的な議論を交わすNIMSのオープンで創造的な雰囲気が忘れられませんでした。そこで、自分の可能性をさらに拡げるため、筑波大学-NIMS 連携大学院に入学し、再び桜庭先生のもとで学ぶことを決意しました。ICGP への参加は、自分の研究力を高めるだけでなく、キャリアの展望を形づくるうえでも重要な機会となりました。私にとって、将来的に日本で研究キャリアを築けるかもしれないという可能性は、モチベーションとやりがいにつながっています。
News #2
「東京科学大学-NIMS連携大学院」学生受け入れスタート!
NIMSと東京科学大学は連携大学院協定を締結し、2025年4月に博士課程の学生受け入れをスタートしました。日本における博士号取得者の低迷に歯止めをかけ、世界水準の研究人材を育成するために、両機関は緊密に連携して教育内容の充実に努めていきます。
当連携大学院が設置されたのは、東京科学大学物質理工学院の「材料コース」と「応用化学コース」の二つです。材料コースでは、次世代強誘電体の創製、金属材料の腐食メカニズムの解明、低侵襲な治療に向けたバイオマテリアルの創製について、応用化学コースでは、有機材料・超分子材料の創製や、自動実験ロボットを活用したエネルギー貯蔵・変換材料の探索手法について学ぶことができます。
