Vol.23 No. 4
〈電子・光機能材料研究センター〉
電子よ走れ、光よ踊れ。
真空管に代わり、エレクトロニクスに飛躍的な進歩をもたらしたトランジスタ。世界をつなぎ、人々 の距離を縮めた光ファイバー。社会発展の起爆剤となってきたのはいつも、電子材料や光学材料だ。
それら材料の機能の源をたどると、電子が走り、イオンがたわむれ、光子が躍るさまが浮かび上がる。その“舞台”の多くが「結晶」であり、日々、それを生み出しているのが「電子・光機能材料研究センター」だ。
狙うは、結晶や素子の巧みな設計により新しい機能を生み、社会を革新しつづけること。「電子・光機能材料研究センター」が描く戦略とは。
2023年4月、センター発足と同時に始動した2つのプロジェクトから解き明かす。

Research Highlights NIMSの研究最前線
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2023.09.29
酸化ガリウムは次世代パワー半導体の雄となるか
産業機器や家電製品において電力制御の役割を担うパワー半導体。炭化ケイ素(SiC)や窒化ガリウム(GaN)を超えるポテンシャルを持つ材料として、酸化ガリウム(Ga2O3)に寄せられる期待は大きい。β型のGa2O3の実用化を […]
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2023.09.29
水素を運ぶ結晶で二酸化炭素を資源に変える
脱炭素社会の実現に向け、削減が必須な二酸化炭素(CO2)。CO2にH2を付与することができれば、メタン(CH4)やメタノール(CH3OH)などの有用な資源をつくることができる。飯村壮史は、水素の陰イオン(H−)を高速に輸 […]
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2023.09.29
多結晶でありながら透明なセラミックスを
私たちの安心・安全を守る赤外線センサ。その窓材に適した、より安価で高機能な材料を求めて、森田孝治は透明セラミックスの作製手法を探究し続けている。 作製プロセスにより様変わりするセラミックス 透明性も質感もまるで異なる二枚 […]
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2023.09.29
発想の転換で生まれた安価で低毒な光半導体素子
高感度赤外線センサには、半導体素子が使われている。今後、これを広く普及させるには、材料の毒性が弱く、より安価な次世代半導体素子の開発が欠かせない。この課題に新たな原理を駆使することで取り組んでいるのが間野高明だ。 安価な […]
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