Vol.24 No. 3
〈マテリアル基盤研究センター〉
“先端”でシナジーを生む
ナノレベルの構造観察のみならず、
原子や電子のリアルタイムな挙動にも迫る「先端解析技術」。
データ科学を用いて探索を効率化する「データ駆動型材料開発」。
いずれも、材料の研究開発に不可欠な武器だ。
両者の連携は、研究を加速するうえで重要な意味をもつ。
データ科学の活用により、計測データから得られる情報量は格段に増し、そうして得られた情報は、データ駆動型材料開発の躍進をもたらす。
それを具現化するため、
「マテリアル基盤研究センター」は2分野の専門家が結集し、誕生した。
各々アプローチは異なれども、根底にある思いは1つ。
あらゆる材料開発を支えるゆるぎない基盤をつくること。
それぞれの分野の“先端”と、
その交点で生まれるシナジーを描く。

Research Highlights NIMSの研究最前線
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2024.09.30
顕微鏡の探針で分子を合成!「単分子化学」の最前線
物質・材料の原子・分子レベルでの構造解析や評価に不可欠な「走査型プローブ顕微鏡(SPM)」。近年は観察・評価だけでなく、原子・分子を操作して物質を合成する「単分子化学」のツールとしても注目されている。当分野の開拓を続ける […]
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2024.09.30
「量子ビーム」で物質の真髄を解き明かす
大型量子ビーム施設の拡充が進み、原子や電子がどこにどのような状態で存在しているか、詳細な解明が可能になっている。小原真司は量子ビームを活用し、謎多きガラスの高機能化を推進中だ。一方、計測手法の開発に取り組む矢治光一郎は、 […]
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2024.09.30
AIと自動実験ロボットを連携! 全自動で材料探索を
材料の合成や評価を自動で行う実験ロボットと、データを解析し次の探索領域を提案する人工知能(AI)。田村は、両者をつなぐミドルウェア「NIMS-OS」を開発。シームレスな連携を叶え、データ駆動型材料開発の発展に寄与している […]
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2024.09.30
ポリマーデータの“辞書”を編み、AIの思考の礎を築く
NIMSが公開している高分子データベース「PoLyInfo」。石井真史は、AIにデータの“意味”を理解させるため、データの「機械可読化」に取り組んできた。そして、圧倒的な広がりを誇るバイオ関連データベースと連携させること […]
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