Vol.24 No. 4

〈高分子・バイオ材料研究センター〉

しなやかに導け、素材革命。

軽くてやわらかい「ソフトマテリアル」は、驚くべき機能に富んでいる。
高分子の精巧なデザインによってつくり出されるこの材料は、電圧をかけるとアクティブに動いたり、温度や湿度に応じて形状を変えたりと、変幻自在にふるまう。
身体にぴたりとなじむウェアラブルデバイスをはじめ、医療の現場でも、人工軟骨やドラッグデリバリーシステムに欠かせない存在だ。

ソフトマテリアルの可能性は計り知れない。
「高分子・バイオ材料研究センター」は、生活の利便性を高める材料はもちろん、超高齢化社会における健康寿命の延伸を目指し、高分子材料のみならず、金属材料や無機材料を組み合わせ、材料の高機能化を進めている。

健康的で快適な、誰もが幸福な暮らし。高分子・バイオ材料研究センターが追求するのは、そうした豊かさだ。明るい未来の出発点となる材料を、ここから生み出していく。

再生医療用「インジェクタブルゲル」の蛍光顕微鏡画像。右は、ゲルを構成する3種類のゼラチン「GUPy」「GTH」「GVS」のうち、GUPy(ピンク)とGTH(緑)を染色したもので、それらが相分離しているさまが見てとれる。左は、ゲルに内包させた「ヒト間葉系細胞」(赤色)のみを染色したもの。

Cover Story

インジェクタブルゲル

注射器のシリンジに充填するときは液体でも、体内では温度やpHに応答して固まる。そのように設計された医療用のゲルを「インジェクタブルゲル」と呼ぶ。

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Key project

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